子どもの足
『子どもの足の成長』
骨化期と言われる骨の形成
- 0歳 の時はまだ趾骨(足の指)が分かる程度であとは軟骨と言われる柔らかい可塑性に富む骨です。
- 2歳 頃になると骨芽という骨の中心になる目を中心に骨が成長していきます。
- 4歳 この頃になるとアーチ形成の高い率の時代です。動きも活発になり靴選びは慎重にしてほしい時です。
- 8歳 骨の数も揃って足の形も大人の様になり運動も激しく動けるようになります。
- 18歳 この軟骨が大人の骨になってゆく過程を骨化期といいます。そしてこの頃は骨化期終了期といいやっと身体の土台となる足が完成します。
アーチの役割とは?
人は、体重をかかと・親指のつけ根・小指のつけ根で支えています。 この3点を結ぶ線はそれぞれ、「内側縦アーチ」・「外側縦アーチ」・「横アーチ」と呼ばれる3つのアーチを形成しています。 足裏は、3つのアーチからなるドームのような三次元構造をしており、体重の分散や、歩行時の衝撃を吸収する“スプリング”の機能を果たしています。
『間違った靴選びから起こる、子どもの足の変形、下肢の障害』
- 外反扁平足:足の内側アーチが低下した状態。足の中のばねがなくなるので疲れやすく、長時間の歩行で足や膝、腰や肩に至る、様々な場所の痛みを引き起こす。
- 外反母趾:親指の付け根で外に曲がる状態。突出している関節や中足部の痛みの原因となる。
- 爪周囲炎:爪のまわりの炎症 時に膿を持つ。靴で圧迫されて引き起こされる。
- アキレス腱周囲炎:足関節の傾きが原因となることがある。
- シンスプリント:足関節の異常な傾きが、下腿の筋肉痛を引き起こす。時に疲労骨折を引き起こすこともある。
- 槌趾(つちゆび):趾先が圧迫により伸びなくなる。
- 足趾(そくし)の変形